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クボタ東大ラボ 第2回 研究共有会を開催しました

 クボタ東大ラボでは、2025年5月7日(水)に東京大学本郷地区 弥生キャンパス 弥生講堂・一条ホールにて、第2回 研究共有会を開催しました。本会は、本協創事業における共同研究・寄付講座・社会連携講座などに参画するクボタ・東京大学双方の研究者が一堂に会し、本協創事業のコンセプトを共有するとともに、研究者間の横連携を促進し、新たなコラボレーションの創出に繋げることを目的に行われました。

 クボタから88名、東京大学から92名(うち、学生19名)の合計180名(会場参加164名、オンライン参加16名)の方にご参加いただきました。今回は、ポスターによる研究発表と次世代農機への取り組みをテーマに口頭研究発表・質疑応答を組み合わせて開催しました。ポスターは本協創事業における共同研究等のすべてから発表され、会場は熱気に包まれました。また、口頭発表では、次世代農機の未来技術開拓に関する一連の研究が紹介され、各研究の詳細を深く知ることができる貴重な機会となりました。発表テーマの幅広さから、協創事業が多様な研究分野にわたっていることが改めて示され、「食料・水・環境」という柱でつながる研究の今後の展開の可能性を感じる場となりました。このような場での議論が、学びや刺激の機会になるとともに、研究者や研究の新しいコラボレーションを意識する機会となりました。

 事後のアンケートで得られた参加者の声の一部をご紹介します。

・協創事業が目指すビジョンに向かって、自分のテーマが他にどう波及するのかを考えることが重要で、横方向の連携から新たな研究テーマの種を生む機会は大変重要だと思った
・分野を越境し融合することで、より面白い発想やテーマが創出されると感じた
・自分の専門外の分野でも、所属する施設に応用可能と思える事例があり、意見交換が非常に有意義だった

 本会は今後も、年1回の開催を予定しています。協創事業のコンセプトのもとで展開されている多様な研究を知ることで、研究者間の横連携が促進され、新たなコラボレーションや共同研究に繋がることを期待しています。

 このたびご参加くださいました皆様、ならびに開催にあたりご協力いただきました皆様に、感謝申し上げます。

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