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クボタ東大ラボ 第1回 研究共有会を開催しました

 クボタ東大ラボでは、2024年5月24日(金)に東京ミッドタウン八重洲にて第1回 研究共有会を開催いたしました。本研究会は、本協創事業における共同研究・寄付講座・社会連携講座などに参画されるクボタ・東大双方の研究者が一堂に会し、本協創事業のコンセプトを共有し、一体となって本協創事業を推進するための体制を構築することを目的に行われました。
 クボタから74名、東京大学から54名の合計128名(現地参加99名、リモート29名)の方にご参加いただきました。共同研究を開始して1年が経過した研究から、この4月に開始したばかりの研究、開始準備中の研究まで、様々なステージにある研究チームの研究者、学生が参加し、協創事業が目指す「食料・水・環境のグローカルビオループ創生」に向けたつながりを意識し、お互いの研究テーマを共有しました。
 共有会では、ラボ長による「協創事業の趣旨」のご紹介に続いて、未来ビジョンの構築に向けた研究、スマート農業に向けた研究、スマート水インフラに向けた研究、スマート資源循環に向けた研究から、合計19演題が発表されました。続いて行われた懇談会では、両組織間の研究者同士で、打ち解けた雰囲気で、活発な交流が行われました。

 事後のアンケートではすべての回答者から満足(まあ満足を含む)との評価をいただきました。以下、感想の一部を紹介いたします。
・全ての共同研究テーマや社会連携講座のアウトラインを知り、全体を俯瞰することができた。100年後の地球のためにできることは、まさにクボタ東大協創で進めている地道な研究が礎になるのだと確信を持つことが出来た。
・協創事業が目指すビジョンに向かって、自分のテーマが他にどう波及するのかを考えることが重要で、横方向の連携から新たな研究テーマの種を生む機会は大変重要だと思った。各分野が越境し融合することにより更に面白い発想やテーマが創出される。
 なお、次のイベントに関する様々なご意見や改善のご提案もいただいております。いただいたご意見は次回以降の運営に活かしてまいります。

 大半の共同研究が開始されて間もない時期に、協創事業のコンセプトの下で行われているお互いの研究を知ることにより、研究者や研究の横連携の促進がされ、新しいコラボレーションや新たな共同研究につながることを期待しております。
 このたびご参加くださいました皆様、ならびに開催にあたりご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

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